FUS(集束超音波治療)〜その2〜

FUS(集束超音波治療)〜その2〜

FUSは最新医療として注目されているだけに、そのメリットは悩める女性を
惹きつけるのに十分だと言えます。

何より、手術痕が全く残らないことは大きいです。

また、確実に生理痛や出血過多が改善される方法でもあります。
ただ、最新技術特有の問題がまだ解決されずに残っていることも確かです。

例えば、FUS施術には大型の特殊機械(治療台など)などの設備が必要であり、
普通の大学病院での導入が難しく、実際にFUSを行っている医療機関はまだ少ないです。

そして、保険適用外で、100万円くらいかかる(各個人による)ことも
覚悟しなければなりません。

それだけ、まだFUSでのデータが蓄積されておらず、保険適用が認められない
ということです。

また、自覚症状に表れる治療効果が、ほかの方法に比べて弱い、
とも言われています。

このため劇的な改善とまでは言えず、もし劇的な改善を望むのなら別の選択肢を
模索したほうがいいようです。

実際に、FUSを行う医師も、可能な限り、手術やほかの方法を勧めることがあるそうです。

あとは、前にも触れましたとおり、1箇所を集中的に治療していく方法なので、
広範囲の治療には全く向きません。

子宮腺筋症がかなり進行していた場合は、FUSで治療することは不可能と判断されます。

ですから、自覚症状が出つつも軽度な方中心に行われます。
このことも踏まえて、今後の考慮の参考にしていただければと思います。

スポンサードリンク